Jewel-like Life

宝石鑑定士がときめくジュエリーとスタイリングをご紹介します

プロフィール

初めまして。

Sasha(サーシャ)と申します。私の簡単なプロフィールをご紹介いたします。

 

 

 

幼少期

男の子のように活発で、よく迷子になっては知らないおばさんに「僕、お名前は?」なんていわれていたそうです。ダンゴ虫を口に入れそうになったり、親をヒヤヒヤさせていました。

 

小学生時代

自宅近くに残っていた里山に行ってはケモノ道を探検したり、恐竜の名前をそらんじるほど夢中になったり、7つ上の姉と殴り合いのケンカをしたり、女の子らしさはありませんでした。生物や理科が好きで科学者になるのもいいかもと思っていた時、小学生向け雑誌・学研の『科学』の付録だった紫水晶アメシスト)に心を奪われます。これが宝石との運命の出会いだったかも。

 

中学・高校生時代

女子校に入学。中一の時は先輩(もちろん女性)に憧れすぎてファンレターをロッカーに入れてしまったという、恥ずかしい思い出があります。

高校生になると、ラリックやミュシャをはじめアートが大好きに。目黒の庭園美術館がお気に入りの場所。この頃からラリックのジュエリーやアンティーク・ジュエリーに使われている様々な色の宝石、デザインの豊かさや繊細な細工に惹かれていきました。

 

大学生時代

美術館で監視役やもぎりのバイトを2年近く続ける。熱気ムンムンの会場内で来場者を監視しつつ、強烈な睡魔と戦いながらレンブラントやモネなどの大作を飽きるほど眺めるという貴重な経験をする。

 

社会人時代

時は就職氷河期学芸員の憧れを捨て、とある企業の事務職として就職。このままでは脳みそが腐ってしまいそうだと思いながら、安定したOLライフを3年ほど過ごす。彫金を学んでいた友人にふと、「こんな資格を取れる学校があるよ」と渡されたのがGIA(米国宝石学会)のパンフレット。宝石について勉強できるなんて!と目の前がキラキラに。一念発起し3ヶ月後には退職。東京校へ入学します。半年間友人ともほとんど会わず、たぶん人生の中で一番ストイックに勉強に励み、無事卒業したのでした。

卒業とほぼ同時に運よく某アメリカのジュエリーブランド企業に採用され、その後も海外ブランドや日本の宝飾品製造・卸会社など、いくつかの会社で接客販売から商品企画・開発、PRまで従事。ジュエリーに関する仕事をオールラウンドに経験してきました。

ブログを始めようと思った訳

素敵なジュエリーと出会って感動した時、この素晴らしい存在をお知らせしたい!と常々思っていたのが一番大きな理由です。知名度は海外のメジャーブランド(TとかCとかBとかね)が突出していますけど、世の中にはまだまだ優れたジュエラー(宝石商)やクラフトマン(宝飾品を作る職人)がたくさん存在しています。これからジュエリーを買おうかな、というかたの参考になれば嬉しいです。

もう一つは、お手入れも含めて、ジュエリーと上手に付き合う方法をお伝えしたい、と思ったからです。ジュエリーは洋服と違って何年も、ものによっては何世代も受け継がれるものです。タンスの肥やしにせずに、身につけることでジュエリーは輝きを増しますし、着ける人の魅力を引き立てるのです。スタイリングのヒントもお伝えできればと思います。

 

最後に

「ジュエリーを扱う仕事をしています」というと「綺麗なお仕事でいいですね」という好意的な反応の一方で、「へえ〜」(よくわからないな…)という反応をされます。そうですよね、高価そうなブランド店はちょっと入りにくい。かたやふらっと入ったら店員さんに売りつけられそうな怪しげな雰囲気のお店もありますよね。このブログで、何気なく抱いている疑問やあらぬ誤解を少しでもとくことができたら幸いです。